iPhoneがFlashに対応しない理由。
2008年11月1日 マーケティング コメント (2)もちろん、技術的な理由もあるとは思うが、
おそらく戦略上の理由が大きいのだと思う。
Flashではなく、独自のアプリ仕様を作ったことで、
たしかに、アプリ開発者にとっての敷居は高くなってしまった。
もしiPhoneがFlash対応だったら、
一気にアプリがiPhone用に流れ込んでくるだろう。
これだと、市場がすぐに出来上がる代わりに、
「新規にアプリを作る人間が大儲けする」
っていう確率も下がるだろう。
そして、これはアップルにとって重要なことだが、
iPhone用のキラーアプリがたくさん出揃ってきた際、
もしオープンな仕様だったとしたら、
人気アプリは別のプラットフォーム(Androidなど)にも
一気に流出してしまい、iPhoneのプラットフォームとしての
優位性はなくなるが、独自仕様のアプリにしておくことで、
流出はある程度防げる。
つまり、
公式サイト主流だった時代の、有料コンテンツ時代のiモード
のような、アプリ(コンテンツ)作者に売り上げを還元する仕組みを
提供し、プラットフォームとして独占することがアップルの狙い
なのだろうと思う。
おそらく戦略上の理由が大きいのだと思う。
Flashではなく、独自のアプリ仕様を作ったことで、
たしかに、アプリ開発者にとっての敷居は高くなってしまった。
もしiPhoneがFlash対応だったら、
一気にアプリがiPhone用に流れ込んでくるだろう。
これだと、市場がすぐに出来上がる代わりに、
「新規にアプリを作る人間が大儲けする」
っていう確率も下がるだろう。
そして、これはアップルにとって重要なことだが、
iPhone用のキラーアプリがたくさん出揃ってきた際、
もしオープンな仕様だったとしたら、
人気アプリは別のプラットフォーム(Androidなど)にも
一気に流出してしまい、iPhoneのプラットフォームとしての
優位性はなくなるが、独自仕様のアプリにしておくことで、
流出はある程度防げる。
つまり、
公式サイト主流だった時代の、有料コンテンツ時代のiモード
のような、アプリ(コンテンツ)作者に売り上げを還元する仕組みを
提供し、プラットフォームとして独占することがアップルの狙い
なのだろうと思う。
コメント
興味深いところが沢山あるので、リンクさせていただきました。
色々と面白いお話がたくさんあり、興味深かったのでいきなりですがリンクさせていただきました。