当たり前の話だけど、不動産業界は、
上昇トレンドにあるときに強くて、
景気の下降局面に弱い。

もちろん、
必要となる資金が大きすぎるってのもあるんだけど、
プロダクトの調達や価格調整に必要となる「時間」
というファクターがけっこう効いているんだろう。


買った人に気兼ねして、値下げがしたくてもできない、
っていう ビジネスモデルはしんどいだろうなあ。
景気サイクルが早くなればなるほど大変そうだ。

マンションが半額でさばけるなら、
価格弾力性は相当あるはずなので、なんとかなるはずなのに、
実際にはそれは許されないだろう。

そういう商売は、
景気サイクルが早くなればなるほど大変そうだ。


一方、ITや広告も景気の影響をダイレクトに受けるけど、
価格調整が容易(メニューコストが低い)だから、
数量調整はあまりされずにすむ。

コスト削減努力ができる企業は、なんとか利益を守ることができる。

データセンターみたいに、既存顧客のリピートが多い
インフラビジネスだと、下方硬直的な価格にせざるを得ないため、
数量調整が効いちゃうのだろうけども。

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